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【プレスリリース】U3イノベーションズはUtility3.0の実現を目指し、投資ファンドを設立します

社会インフラ領域のイノベーション推進と新産業創出を目指すU3イノベーションズ合同会社(本社:港区、共同代表:竹内純子、伊藤剛)は、Utility3.0の実現に向けて、新たな新産業創出をリードするスタートアップへ投資を行うため、U3  イノベーションズ投資1号有限事業責任組合を設立しました。

 

1.設立の背景

U3イノベーションズ合同会社は、2018年に持続可能な社会システムとしてのUtility3.0の実現を目指し設立されました。

エネルギーを、従来の供給システム(Utility1.0/2.0)による制約と限界から解放し、新たな社会システム(Utility3.0)として再構築するために、その社会システムの担い手となる新産業を創出することが、私たちのミッションです。

例えばカーボンニュートラル社会に向けては、私たちが暮らす「家」の脱炭素化も一つのカギとなりますが、それにはエネルギー産業の変革だけでなく、住宅・住設産業とエネルギー産業、その他のインフラ産業などが融合し、新たな「カーボンニュートラルな暮らし」の提供をしていく必要があります。

私たちU3イノベーションズ合同会社は、新産業を描き、その成長のけん引役となる中核事業を自らが生み出すことに加えて、既存のスタートアップを投資等によって支援することで、Utility3.0の世界の実現に向けてより加速していきたいと考えており、この度投資ファンドを設立することといたしました。

 

2.本投資ファンド概要

2022年8月22日に、「U3インベストメント1号ファンド有限責任事業組合」を設立し、当社に加えて、共同代表である竹内・伊藤、ならびに当社社員が組合員として同組合に出資しています。

本ファンドの具体的な投資領域としては、

エネルギー安定供給と気候変動対策を両立する大規模脱炭素技術

地域の生態系と共存し、産業として持続可能な分散型エネルギーシステム

人口減少問題を解決し、新たなライフスタイルを実現する自律型の社会インフラ

電動化・電熱化・電脳化を背景に新たな顧客体験を創出するエネルギーデバイス基盤

Utility3.0の実現の阻害要因となる資源制約を解消するサーキュラー技術

などのUtility3.0の世界実現に欠かせない事業を検討して参ります。

 

3.新パートナーの参画について

また、本ファンドの執行に向け、2020年から弊社に外部アドバイザーとして参画していた會田靖夏(あいだしずか)氏がパートナーに就任します。會田氏は、15年超にわたる投資銀行及び投資関連業務、ベンチャー企業支援の経験を有し、東京理科大学・東京理科大学大学院講師を現任しています。(経歴詳細は下記)。エネルギー・環境分野の知見を蓄積したファイナンスのエキスパートの参画を得て、このファンドが果たす役割はより大きくなると確信しています。

なお、ファンド事業拡充に向け今後も人材の拡充は進めて参ります。

エネルギー・気候変動分野において長く経験を積んできた共同代表の竹内・伊藤をはじめ、将来の社会インフラの在り方に関する具体的な世界観とそこで中核を担う事業に対する確かな選球眼を持つ弊社の強みを活かし、Utility3.0の世界を一日も早く実現したいと考えています。

 

<會田靖夏氏のプロフィール>

東京理科大学大学院経営学研究科修了後、シティグループ証券投資銀行本部/シティバンク銀行法人金融部門にて、M&A及び資金調達に係るアドバイザリー業務、財務戦略立案業務に従事する。その後、独立系PEのインテグラルにて、複数の投資案件に主担当として従事。投資の検討、実行、投資後のPMI、投資先の常駐勤務を経験。2016年に独立系投資銀行であるXIBを取締役パートナーとして創業。XIBはmergermarket社 の”Boutique M&A Financial Adviser of the Year”に2021年及び2022年ともにショートリストに選出。M&Aのみならず、数多くのベンチャー企業の資金調達の支援を遂行。また複数のベンチャー企業の社外取締役としてベンチャー企業の成長支援にも数多く関与。15年超にわたる投資銀行及び投資関連業務、ベンチャー企業支援の経験を有する。東京理科大学・東京理科大学大学院講師を現任。当社には2020年よりアドバイザーとして関与。2022年のファンド事業の立ち上げを機に正式に参画。