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【プレスリリース】U3インベストメント1号ファンド有限責任事業組合が、地球観測衛星のデータとAIの最適な組み合わせにより、情報量の拡大と精度の向上を可能にする株式会社スペースシフトに出資

U3イノベーションズ合同会社(所在地:東京都港区、共同代表:竹内純子、伊藤剛 以下、U3I)は、同社が運営するU3インベストメント1号ファンド有限責任事業組合(以下、本投資ファンド)より、株式会社 スペースシフト(所在地:東京都千代田区・代表取締役 金本成生)に出資したことをお知らせいたします。

社会インフラの維持・再構築には、現状の正確な把握が不可欠です。しかし、従来のデータ収集方法ではコストやデータの粒度・正確性、時間等の面で課題が多く、インフラの変化・劣化状況を正確に把握することは極めて困難でした。

株式会社スペースシフトは、天候や時間帯に左右されず地上を常時観測することができる​

SAR衛星のデータ解析精度を向上させることに加え、光学衛星や地上センサーとの組み合わせを柔軟に行うことで、​地上のあらゆる変化を検出可能とするテクノロジーを有しています。

同社が提供する「地球の様々な情報をリアルタイムに入手できる環境」は、我々が取り組む新たな社会システムとしてのUtility3.0の実現において、必要不可欠であると判断し、強いシナジーを期待し、スペースシフト社に出資することを決定いたしました。

また、同社の事業共創プログラム 「SateLab(サテラボ)」に参画し、衛星データが持つ可能性を活かしてビジネスソリューションを生み出していくことといたしました。

本投資ファンドの強みは、エネルギー領域での高い専門性ですが、Utility3.0の提唱者として、エネルギー領域を超えた新たな社会インフラの実現を目的としています。新たな顧客体験や付加価値を提供し、新産業創出をリードするスタートアップが、多数この領域で成長できるよう投資テーマを設定しています。この度、株式会社スペースシフトとの出資契約に至ったことで、持続可能な未来を実現するための新たな社会システムの構築に近づくことができたと確信しています。今後も、より多くの社会課題解決に向けて具体的に取り組んで参ります。

 

・株式会社スペースシフトについて https://www.spcsft.com/

株式会社スペースシフトは、2009年12月の創業以来、衛星データ解析システム開発、衛星データ解析業務、宇宙事業関連の各種調査・コンサルティング​に取り組んでいます。

AI、人工衛星、リモートセンシングの各専門家をコアメンバーとし、従来は解析が難しいとされてきた「SAR(合成開口レーダー)衛星」のデータ解析技術を開発しており、地上のあらゆる変化を検出可能にすることを目指しています。

・U3インベストメント1号ファンド有限責任事業組合について

U3インベストメント1号ファンド有限責任事業組合は、2022年8月、社会インフラ領域のイノベーション推進と新産業創出を目指すU3イノベーションズ合同会社(本社:港区、共同代表:竹内純子、伊藤剛)と共同代表である竹内・伊藤、ならびに当社社員が組合員として同組合に出資して設立されました。新たな新産業創出をリードするスタートアップへ投資することで、Utility3.0の実現に向けて投資・ファイナンスの側面から支援・関与していくことを目指しています。

・U3イノベーションズ合同会社  https://u3i.jp/

U3イノベーションズは、持続可能な新しい社会システム(Utility3.0)の実現に向けたイノベーション推進と新たな産業創出を目指す実践者集団です。多様な価値観を包含する持続可能な未来を実現するため、エネルギー供給を超えた新しい社会システムであるUtility3.0というコンセプトを初めて世に示した、2017年出版の「2050年のエネルギー産業 Utility3.0へのゲームチェンジ」の共著者である竹内純子、伊藤剛の2人により、2018年に創設されました。

・本件に関するお問合わせ先

東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階

U3インベストメント1号ファンド有限責任事業組合

https://u3i.jp/contact/